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今回の記録開始に当たって '09年2月12日 |
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昭和51年に朝比奈様の手ほどきで皐月栽培を開始、
その後大村園・多喜園にて多数の苗木・若木を購入し曲付けの勉強から開始
昭和55年ごろには小さい物ばかりですが最大で80鉢以上まで増えました、
その後大きくなるにつれ枯れる物・処分する物等があり、数を減らしていきました
定年後の楽しみのために、幹の太りを考えながら枝数を多く付けて余り手を掛けずに
持ち込んできました。
平成20年に退職してみると今一気乗りがせずに1年近く手抜きをしてしまいました。
平成21年の初頭から本気で皐月に取り込むことにしましたが前年の蓑虫被害と根腐れにより、
本年に入り5本の枯れ死があり現在46本ありますが、
今後は小品用に子苗を数本追加購入し50本を目途に、大きさのバランスを考えていきたい。
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栽培についての方針 '09年7月13日書き換え |
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現在の46本の数はあまり変更せずに、大きさと樹形のバリエーションを考えていく。
今後、年齢が進むにつれ大物は扱い難くなる事が予想されるので、
最大70cm位の物を数本50cm程度のものを中心に40cm以下の物を増やしていく予定だが、
最近樹幹部の枯れ死が多発しており、
30cm以下に切り詰め枝の吹き直し途中のものが数本存在している。
当面は、深鉢利用による植替え間隔の延長を図り、3年から5年間隔の植替えを2月・3月に実施
(根腐れ対策がやりやすい)、枝数を多めにし枝枯れが多い原因を探りながら根上り気味の
盆栽の素材を育てていく。10年後(2020年)を目途に化粧鉢に植替える
(枝幅を短くして、根張りと共に大きく見える様に工夫をする)
型で品種を間違える恐れのない物はラベルを外す、
特徴の無い樹形の物は花が咲かないと間違えている場合があるので、ラベルを付けておく、
植替え表示ラベルは是非必要です。
これまで、毎年花後に剪定整枝植替えを同時に行ってきたが、
これでは壮年木には無理が出るようである、花後は剪定整枝のみとし、
植替えは春の整枝剪定と同時期に行うようにし、花後は軽い剪定を心がけ、
樹勢の回復が早くなるようにする。樹勢が十分回復してから整枝作業を行い
新芽の伸びる環境を整えていく。
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整枝と樹形についての考え方 '09年6月24日書き換え |
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栽培を始めたころは針金を使用して本に出ているような理想樹形を作ることを考えていた、
その為必要以上に曲の多い物もかなり在るが今後は枝の出具合等に従い、
自然風に仕上げることを考え、一風変わった樹形になってしまう事も気にせず木のバランスのみを
追求していく。
頭部分を切断、幹の途中で切断等をしてみると個性的な樹形が出来る場合もある、
面白くも無い理想樹形にするよりは木の育ちたいように任せることが必要だ、
針金は木の締めなおしに使用し決して樹形を作るのではない事を肝に銘じ、
枝間を取る為と枝棚を薄くする為に実施する。
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プラスチック製の菊鉢について '09年2月12日 |
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2007年から徐々にプラスチック鉢を使用し始めたところ、
成長には問題なく水切れ対策(逆もあり)に良好の結果があり、
2008年にプラスチック菊鉢を使用し始めた、同じプラスチックでも水が滞留する物・
鉢から抜きにくくなる物等があるようで菊鉢タイプが水はけが相当良好な事より
最良の結果が得られそうである。
菊鉢利用に当たっては、鉢底に大量の鉢底石を入れ水穿けを十分に確保すると共に
根鉢の大きさにより上部に大きな空間を作り決して深植えにしない様心がけている。
深めの鉢は、乾きすぎの防止 丸鉢は、将来の化粧蜂への復帰の際、
根をあまり切り詰めることが無いように、表面積が少なくても土の量が十分に入るよう菊鉢にする。
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赤玉土の大粒を鉢底に使ってみて '09年2月12日 |
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鹿沼土には、大粒が少ないので赤玉土の大粒を混ぜて使用してみたが、
次回植替えまでに粒状で無くなる物が多く水はけが悪くなる結果となった。
その後は、鉢底石を単用で使用し、その上に鹿沼の中大粒を使用する方法に変更した。
根腐れの症状が出た物には赤玉土を多く使用してあった。
赤玉土は水持ちが良すぎるため全体に水分過多の状態になるのではないか?
鉢の重量が重く感じる物には赤玉土を使用しているものが多い。
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ミズゴケについて '12年6月19日書き足し |
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ミズゴケを細かくして、山ごけのように使用する方法が紹介されていたので試してみたが、
見栄えは良いのですが、水遣りに注意が必要でそのまま使用したほうが後処理は多少楽なようです。
ミズゴケ張り後の1週間くらい注意して水遣りをすれば細かくしたほうが見栄えが良い、
H21.3.13・細かくしないでそのまま使用する事にする。
水苔の中から生えてくる雑草で、根が丈夫で取れない物がある。
植え替え後の土押さえに鉢底石を流用してみたところ鹿沼土の色が見えなくなり、
流れ出しもない。これって良いですね、しばらくこの方法でやってみることにします。
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作りにくい品種 '09年2月12日 |
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枝打ちの荒い品種として、明朝・紫宝・一生の春がありますが
明朝は枝が上向きに暴れてしまい作りにくい代表であり、未だに枝の一本もまともにならない、
今年は花前に新芽の切り込みと整理を実施し方向の良い芽のみを残すように心がけてみる。
枝が伸びる前に切り込む方法を試してみる。
細い小枝ばかりが伸びてしまいまとまりのつかない品種としては、松波・吾妻鏡がありますが、
30年を経過し伸びも少なくなってきてこれから良くなりそうです。
枝枯れの多発する品種としては、新潟キリンが代表で針金を掛けたり枝の矯正をしようとすると
枝枯れしてしまう、今のところ対策なし。
害虫のつきやすい品種としては、真如の光この品種は皐月グンバイが毎年大量に発生し
枝打ちも荒くまともに花が咲いたことも無い。
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自宅の晃山系について '12年6月19日書き換え |
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今まで多数の晃山系枝変わり品種を育ててきたが、
突然の樹勢悪化からの枯れ死が多発しほとんど残っていません。
原因が良くわからないのですが、根は大丈夫なのに幹部分が枯れ死する原因は未だ不明ですが
オルトラン粒剤の使用を中断してみることにします。
もしかしたらですが、オルトラン粒剤の影響が晃山系に出た物かもしれません、
オルトラン粒剤の使用量を減らしてみて様子を見ます。
近年「晃山の光」の突然死がありましたが、生き残りの「晃山」「如峰山」は、元気です。
オルトランを疑ったのは間違いのようですね?
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根腐れについて '12年6月19日書き足し |
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根張り周辺の鹿沼土が細粒化し肥料分やミズゴケの腐った物と同化し
黒土状の泥が出来上がってしまうのでないか?灰色の泥はなぜなのか不明です。
6月の植替えでは思い切った処理が出来にくいため、根張り直下の泥状になった土の除去が
できなっかた為ではないかと考え、2月下旬から3月上旬に植替え時期を変更し
6月の植替えでは思い切った処理が出来にくいため、根張り直下の泥状になった土の
除去ができなっかた為ではないかと考え、2月下旬から3月上旬に植替え時期を変更し
根腐れの兆候のあるものはすべて根洗いを実施することにする。
この時枝葉は大半を付けたままにするので今後の成長への影響を確認していく。
根腐れ症状の軽い物は、根洗いをしてもあまり根が少なくならず、
そのまま成長が期待できそうなので、早期の根洗い実施が大事である。
近年、枯れ死する物はあっても、根を調べてみて根腐れは皆無です。
根張り直下の泥上になった物をすべて取り除いた効果が出ているようです。
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根張りの露出 '12年6月19日書き換え |
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植替え後のミズゴケにより根張りが隠れるのは致し方ないが、
その他期は出来る限り根張りを露出したほうが良いように思う、
ただし真冬は寒そうなのでミズゴケを追加し、保護に役立てるようにします。
2月上旬に落ち葉・ミズゴケ・雑草をすべて除去し同時に表土上の細根を除去し
根張りの掘り出しを行い水の浸透を良くするようにする。
根元を高く、露出する事により、根元に溜まった泥状ものによる影響を最小に
抑えることが出来そう。
根張りの悪い鉢の処理方法として、高植えにして現在の根張りの下側の根を育てて、
根上り状に徐々に変更し上部は隙間を開け根張りの悪さを逆利用できないか実験中。
また、小型の物は、下枝と鉢土の間隔が狭くなり易いので、
やはり高植えにして根上り状に仕立てる方向で、植替えごとに高植えしていく予定です。
幹の直下に隙間を空けて、根上がり状に植え付けた物は今のところ良い結果は出ていません。
枯れはしませんが他に比較して樹勢が良くない、
12年6月現在樹勢が落ちている物の多くがこの手の鉢であり、経過観察が必要なようです。
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品種名について '09年6月24日 |
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栽培開始から20年目頃に、樹形と葉を見れば品種の特定はいつでも出来ると考え
名札をすべて撤去したところ、さて本気に盆栽作りを開始しようとしたときに
品種の特定できない物が多数出てきてしまった。
花期に栽培記録と照らし合わせて品種を特定しなおす必要が出来てしまった。
なんと情けない・・・
平成21年6月に開花確認によりすべての鉢に品種名を表示したが、
数本不確定の物が出来てしまった。来年以降の課題としたい。
また、当然のことながら最新花の綺麗な花柄のものはひとつも無いわけですが、
30年も自宅で生きてきた鉢ばかりなので大事にしていきたいものです。
現在樹形と葉型だけで品種を間違える事が無い物は、全体の半分くらいか?
整枝作業で樹形が変わり他の鉢と間違えそうであり、覚えるまで未だ時間が掛かりそうです。
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オルトラン粒剤について '12年6月19日書き換え |
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10数年前から施肥のときに油粕にウジがわくのを防止する為
オルトラン粒剤を使用してきたが、量が多すぎて樹勢を落とす原因になっていたようです。
オルトラン粒剤でも、グンバイ虫の発生を抑えられなかったが、
今後は、オルトラン粒剤の使用量を半分以下に減らす。現在まで皐月には薬害が出ていない。
現状はオルトランの利きがかなり悪くなってしまった、
大きな鉢に人摘みでは少ないかもしれないが、頻繁に消毒して対応する。
近年オルトランの使用量は元に戻し、油かすの使用をやめました。
皐月グンバイも少なくなり良い状態です。
オルトランの使用を控えてからシンクイムシとコガネムシの被害が半端でない。
もっともコガネムシは皐月には付いたことがありません。
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今後ほしい品種 '12年6月19日書き換え |
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従来より、赤薙・金盃・紅梅・薫風・梅宝・霖風がもう一度手にしたい
品種としてありますが、ミヤマキリシマ系の小輪花・久留米つつじを小品用に手に入れたい。
最新花には興味ありませんが、極小輪花で照葉小葉の伏性種であれば花色を問わずに
小品素材として手に入れたいものです。
新品種が欲しい気持ちは、今はありません、子苗が必要であれば、
晃山・光琳・晃明・好月等から挿芽をすれば十分です。
近年10鉢程度の苗木を入手しましたが、古い品種はなかなか見つからない物ですね、
花色と花柄が気に入れば、そして安ければ良いかな?
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さつきの太り具合 '12年6月19日書き足し |
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どの木も約30年を経過しているのに、幹の直径が3cm〜6cm位までと、
太り具合に相当の差がある、これがかえって樹形のバリエーションに繋がりそう.
今後も、小さい物は太らないでしょうから、
さらに切り詰め値上り風の小盆栽(40cm程度)を目標に、
太りが良くこけ順のよいものは中型盆栽(45cm〜60cm)
ただ太いだけの物はしばらくは花物として、様子を見ながら小型化を検討していく
(大きいと根洗いや移動が大変です)
根元付近に、複数の枝を付けておいた物ほうが根元の太りが良く面白い物になりそうです。
ただし大きな枝は切除し小さい枝を作る。
大盃・愛国など、特に太い物は、手入れ中も気分がいい、逆に細い物はとても可愛い、
どちらも大事です。
40年も鉢の中で育つと、幹の太りは足りなくとも根の太り具合は大変な物です。
根張りの特に酷い物をのぞき、盤根状になったり、三角形に広がったり、
根元を見ていると楽しくなります。こればかりは若木ではあり得ませんね。
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植替え&根洗い '09年6月26日書き換え |
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従来から、植替えは6月の花後に実施していた為、
花柄摘み・剪定・整枝・根捌き・植替えを実施してきたが、時間の都合もあり大幅な根捌きが出来ず、
根張り直下の部分が黒土化し硬化してしまい、水と空気の循環がうまくいかなくなり
根腐れを発生する・・これが、現状の樹勢悪化の原因と思われる。
そこで、植替え時期を2月・3月に変更し、一鉢に掛ける時間を十分に取れるようにする。
実際に根洗いから植え付けまで1時間〜2時間くらいかかります。
根洗いは、根元の幹直下まで掘り出す・・幹直下で根腐れが発生すると一気に腐り回復が難しい。
鹿沼土の黒土化は、ナメクジ・ミミズ・肥料かす・草の根による鹿沼土の分解・
地衣類の発生などの相乗作用と考える・・根元部分が加湿にならないように注意する。
植替え直後は根張りが見える程度に多量のミズゴケを置き、
草取りと草と共に減るが追加はしない。赤から冬に向けて徐々に取り除きより根張りを出していく。
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水遣りについて '09年6月26日書き換え |
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木が大きくなり、かつ30年の鉢栽培により根張りが発達し
根元には普通の水遣りでは水が入らないので、鉢の表面に水が溜まるくらいの大量な水遣りが必要。
今後は、根張りが磐根状になっていくので、根張り直下には水が入らなくてもよいように、
この部分の根は極力取り除くようにしていく。
この結果、水は鉢の周辺から入り、中心部に向かうことになる、
少量の水では中心部にいたらないので水遣りは大流量の水を必要とする。
総てを菊鉢タイプに替えてから、今だ1日1回の水遣りで、水切れを起こしていない、
雨水が掛からない事がある鉢の存在には注意が必要ですが。
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1階の鉢と2階の鉢 '09年6月26日書き換え |
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1階は、現在のところ余裕があり、皐月以外を同居させているが無理が無い、
8号鉢を最上段に置く工夫はしています。
1階の上段は懸崖物を中心においていく、懸崖ものなら、樹幅も広くない為8鉢並べられます。
1階の下段は小品&文人物を中心においていく、いずれも樹幅を取らない物を
14鉢を限度に並べる。
2階は皐月24鉢、その他4鉢を置いているが、前後左右で枝同士が触れ合い、
置き方と向きを調整する必要がある。ただ鉢と鉢は隙間がかなり在るので花鉢等十分に置ける。
2階の上段は小型の樹幅のあまり無い物を置いていく。
2階の中段は中型大型を組み合わせて、バランスよく置いていく。
2階の下段は大型を中心に手入れ頻度の高い物&樹形の関係で下段しか置き難い物を置いていく。
今後は、樹幅が大きくならないように注意しながら、2階の鉢数を皐月以外を含めて
現在の28鉢を26鉢に減らして行きたい。上段から、7鉢、6鉢、7鉢、6鉢の順で置きたい。
6鉢の段、特に最下段は大きな鉢の間がかなり開くので、背の高くならない鉢花&草物を
置くようにしたい。菊でも水仙でもペチュニアでも置けます。皐月の整枝作業記には邪魔。
まだ当分は、7鉢×4段のまま、山の光が枯れてしまったなら、其の時に考えます。H21.7.13追記
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仮の樹冠について '09年6月24日 |
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樹高調整の為などで、樹冠部を無くした木が多いが、樹冠部無しでは樹形として寂しい、
仮の樹冠を最上部の枝で作成して見たところ、少し面白い樹形が出来た。
いずれ、本来の樹冠部が出来てきたら切り落とす部分ですが、
長い成長過程においては此の樹形もありと思います。
まったく仮樹冠の可能性が無い物以外はこの方法を取る。
仮樹冠部を充実させると、最上部枝の付けれ付近が活性化される為か
本来の樹冠部の生成も早くなるようです。現在仮樹冠の物は7鉢程度ある。
仮の樹冠と、本来の樹冠位置に出来る樹冠部が2つ出来た樹形を楽しみにしている、
ここ何年か樹冠部の枯れ込みが多い、理由不明だが、2つの樹冠部があれば安心でもある。
樹冠部の枝数を多くして、樹勢の集中化が図れれば、
樹冠部が多少大きくなることも許容範囲です。現在は小さな樹冠部にこだわり過ぎている様です。
愛国で大きな樹冠に挑戦中、晃明は難波錦とともに仮樹冠の代表選手、
来光や天拝は枝を立てて仮樹冠にし新樹冠が出来れば切り替えも考慮する。H21.7.13追記
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枝棚の作り方 '09年6月26日 |
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花物を中心に花を十分に咲かせる様、枝間を広くする。
この為には枝棚を薄く作る必要があり、2009年から、
小枝までの針金掛けによる誘引を6月7月に行うことにした。
差し枝を利かせるものは、平らで広めに棚を作り、花物は1週回るような枝棚を作るが、
樹形主体の物は枝棚を大きくせず、小さめの枝棚により幹を太く見せる様に整形する。
小枝の重なりまで気にしすぎると枝棚がなかなか纏らないので、
バリカン刈り位のつもりで向きや出具合をあまり気にしないほうが結果が良くなるが、
枝がごつくなり易い。
今は、枝棚が立体的に仕上がるように、上下の小枝を大事に整形している、
切り取るのはいつでも出来るので、折損以外は切詰め中心の剪定にしている。
大事な役枝の脇には、役枝が枯れたときの予備枝を用意して置くように、
剪定しすぎない事を心がけていく。(役枝が枯れてしまって困った事があった。)
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枝吊りと曲付け '09年6月26日 |
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枝が上を向いてしまった場合、枝つりで矯正すると既に樹形が固まっている場合には
大変便利で手軽であるが、下枝の場合は施肥や草取りの邪魔になる。
冬季の矯正あるいは上部を無理なく矯正したい場合以外は多用しない。
枝針金をゆるく巻き食い込みを防止しながらの曲付けで対応できるし、邪魔にならずに済みます。
最初に役枝に曲付けするときは、枝に密着させて針金掛けしなければ利きませんが、
小枝の向きを変える程度では、雲竜型の採用及びゆるく巻く方法が便利です。
枝の向きだけを多少変えたい場合に、枝つりは大変効果的で、いつでも手軽に実施可能、
つまり手軽である事が重要でいつでも外せるように掛ければよい。H21.7.13追記
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幹洗い実施 '09年6月28日 |
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今回まで、殆ど幹洗いをした事は無かった、古色の付いた幹色が本来の幹色と思っていたが
白いカビ状の物を取ってみたところ幹肌が赤い、カビ状の物は取り難いが、
水にぬれると黒く変色する部分や、苔も付いている、歯ブラシで落としてみると赤い幹肌になった、
新芽が出ないのも此のせいか?
強くこすると皮がはがれてしまうが、一生の春から順に幹肌の黒い物・苔の付いている物等を
順に幹洗いして見ます。次回は9月に実施、以降は4月・9月に実施します。
幹肌の黒さは、古い皮が付いている為で、此処が湿気て苔を発生増殖させているが、
古色を見せる為には此の古い皮を取り過ぎない事が大事になる。
白い貝殻上のものは、何なのか不明ですが、葉緑素を持ち古い皮に取り付くようで、
水を付けると柔らかになりブラシで落とせますが、成長した物は金属で削らねばならない。
普通の苔は乾くと浮き上がり勝手に剥がれますが、
鱗状になり貝殻のように硬くなる物が発生広がってしまいとても見た目が悪い。
1本の木に時間を掛けて丁寧に実施しないと、根絶はほぼ不可能でしょうが、
冬季にマシン油か石灰硫黄合剤の散布が必要かも知れません。
結果、幹洗いで白茶けた幹肌も徐々に落ち着いて、綺麗になったものと、
苔が取り切れずに痘痕状の物等いろいろだが、
全体に幹肌が落着いて来ているし樹勢が上がったような感じ。
間を見て、1階の花物(雑木)も幹洗いする、紅葉や林檎が樹勢落ち苔のせいかもしれないので、
幹洗いをして見ます。H21.7.13追記
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幹洗いを含む年間計画 '09年7月11日 |
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針金を外した後でもう一度徹底的に行い苔を総て落としたい。
4月5月の花前に一度針金を外し幹洗い、9月10月に針金を外し幹洗い、こんな具合でどうでしょうか?
6月の花期には、針金無しの綺麗な幹肌で、10月の最も幹が太る時期には
針金無しの綺麗な幹肌で、2月7月11月を針金掛け期間とする。3月は植替え、その他は休養期間です。
実際には、都合により多少の前後はありますが、こんな年間計画を考えました、
又開花期が品種によりズレル様に、作業期間もズレテ行きます。
2月に掛けた針金は、花前には未だ十分には利いていません、幹洗い後に掛け直せば良いし、
又は残して置き、花後に掛け直せば良い、総てこの様に流動的に適用する。
2月の針金は・微調整、7月の針金は・樹形作り、11月の針金は・徒長枝等の矯正、
この様に7月の樹形作りをメインに他の2期は補正用とする。
休養期は木の休養であり、作業としては此の期間中にも害虫対策・棚周りの整備等をする必要がある。
何れにしても、5月6月の花期から7月の樹形作りが最も楽しい期間になる。
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
休養期 |
針金掛 |
植替え |
針金外し・ 幹洗い |
花期 |
針金掛け |
休養期 |
針金外し・ 幹洗い |
針金掛け |
休養期 |
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皐月の小枝誘引作業の時期 '09年7月13日 |
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7月の半ば過ぎに小枝の誘引作業は意味があるか?9月には針金を外し、
11月に徒長枝共々に整枝作業を予定している、今やらずとも同じではないか?
花後又は樹勢回復後の7月始めまでに、整枝作業は終わっています、
これから出る芽は11月でも曲がるでしょう、でも樹形が崩れてしまうと嫌だし。
特別に新芽の成長が早い品種以外は此の時期の誘引整枝は不要でしょうが、
樹形の審美眼養成の為と屋外で過ごす時間を作りたい、暑さに耐える体にしたい。
こんな理由で、誘引作業を行っています、本来休養期に入る皐月ですが、
幹洗いと小枝掛けで起こしてしまいますが、お付き合い願っています。
また、9月に針金を外した時、どの位利いているか楽しみでもあります。
戻ってしまっても11月に掛け直しますから、
見栄えが良くなるだけでも価値があると信じ行っています。
伸びすぎた芽をきり戻すだけではつまらない、
常に最良の樹形を維持するのも有ではないでしょうか、
個人の自己満足のための皐月栽培ですから此れで良いのでしょう。
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針金掛けの考察 '09年7月13日 |
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昔、苗後を購入して針金で幹模様を付け、くねくねと曲がった樹形を作り喜んでいたが、
やり過ぎた物は始末に困る、若木で曲付けが出来なかった物の方がいい感じになっている。
もう今更幹の曲を修正することも出来ないが、現在の幹模様を生かす枝振りを
考えていけば良いのではないか、真っ直ぐな枝はつまらないごつごつした枝が好みです。
今は、枝の多少の曲付けと、切り替えによる枝作りを楽しんでいる、今後は小枝数が
十分に増えてくれば真っ直ぐな枝を切り返しながら鋏で枝作りが出来るようになります。
しかし、十分な枝数が無い今は針金で小枝を誘引し兎に角小枝数を増やす、
針金で枝の向き方向を整え枝間を調整する。此の作業が大切と思う。
今針金の必要が殆ど無い鉢は、角葉珍山と千代の光位です、此のクラスになると
枝間を維持する事位で、無駄枝の剪定でもしていれば結構樹形を維持できます。此れが盆栽です。
今は、針金で無理やり樹形を整えて行かないと、小枝が適当に出てきて、
切り取るばかりになり進展しない。まずは無理にでも樹形をまとめ、
その後鋏で整形できるようになれば、ホントの意味で盆栽を楽しむの域に至るでしょう、
鋏を使うと寂しい樹形になる内は、針金で絞るのも仕方が無い、
いわゆる持込により此の時期を脱する時が来る。
針金で絞ることで、整形して行く訳ですが、実際のところ完全に針金が利かなくても良い、
そこで、掛けた針金も早々に外し又掛け直す、元通りには当然ながらなりません。
此のことで、人力と自然の力の融合を図る、幹に食い込むような針金は厳禁、
針金掛けで枝を折るのは仕方ないが、此れも自然の力とのバランスによる物と考える。
針金掛けで大切な枝を折ってしまい泣くに泣けない心境の愚痴でした。
今後は慎重に曲付けをし(ためし曲げを必ず行う)、枝を折るような事はしません、鋏で切ります。
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皐月雑感について '09年7月13日 |
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兎に角何かしなくては、失業後の楽しみは、ボーリングと皐月と写真とパソコン、
どれも定年後を考えてやって来たと言う訳では無いが、皐月だけは25歳の時に定年後に、
皐月が太物になっていれば、と考えて始めた物です。
自分の趣味のまとめ役はパソコンになりますから、
何れホームページ作成時に皐月とボーリングを中心にしたい。
まずは、いろいろと資料が必要になるので、栽培記録作成から始めることにした。
自分が見るだけの資料作りですから嘘がありません、何でもいいから書き込んでおきたい。
こんなわけで、此の皐月雑感の項目があります。月日がたてば初心は忘れます、
まずは何でも書き残す訓練には丁度よかったと思います。
ボーリングのファイルが出来、さつきの日記ページも作りました。
日記など三日坊主の自分ですが此処まで続いてきています、
今後も読み返しながらいつまでも続けて行きたい物です。
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夏場の肥料について '09年7月22日 |
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夏場は肥料を休み、鉢上の残り肥料も取去ると以前から言われているが、
理由は肥料分で根やけを起こすとの事、しかし液肥は与える人もいるらしい、
何か可笑しいと思える。
もしかして、肥料は油粕を想定し、油粕の醗酵しすぎによる雑菌が根をいためる為ではないのか、
自家の肥料は現在グリーンラージを使用しているので、関係ないように思える。
液肥は、直接根から吸収してしまい、肥料分が邪魔ならば此れを施すことは無い、
グリーンラージは遅効性、ミズゴケ越しなら直に接しないし、この方が良さそう。
ただし、暑さ負けをしている木には毒になる場合もありえるが、
樹勢良好であれば芽出し効果が有るのではないか、
花芽が付いた後の再度の芽出しように効果が有るのではないか。
今日の確認状況では、前回分までが多少残っている、前回同様に3分の2程度の量を施したら、
夏負けせずに乗り切ってくれるのではないか、本年はどの木も樹勢が大変良い。
皐月愛好家のブログでは夏の暑い時の方が成長が良かったと、
本からの記憶とは反対の結果が書いてあった、
自家でも夏場に日に当たりすぎでの障害は水切れ以外なにも無い。
本年から、一日中日が当たるような鉢もあるが、日当たりの良い鉢は元気そのもの、
最も元気の無い木を影においている都合もあるわけですが、いずれにしても日当たり障害は無い。
以上の考えから、夏場も使用量を3分の2に抑えてグリーンラージを給え続けてみるつもりである、
前回が7月5日なので、25日にオルトランと同時に給える予定とする。
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夏の剪定実施 '12年6月19日書き足し |
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今回初めての試みとして、夏の剪定を実施してみました。条件は、十分以上の新芽数があり、
且つ伸びすぎた新芽が多く存在する、早期に完成形に近づけたい鉢である事。
愛国と晃明が、大変な量の新芽が出ていて、枝棚が乱れるほどで、
特に成長の早い新芽が多数存在している、
半分くらい花数が減ってもまだ花芽を摘む必要がありようである。
条件が揃った此の2鉢を、今回の実験的な「夏の剪定」の対象に選定し実施してみました。
結果がどうなるかは、同じ木の切り込んでない新芽との比較で判ると思います。
自分の鉢としては、どちらも太い方に属し、今回は太りよりも樹形の完成を優先する、
多少の花を犠牲にしても十分に価値のある実験と考えている。今後に期待する。
紫竜の舞&紅牡丹がもう直ぐ、条件が揃いそうです、もし実施するならば、
今月中に実施。文人3本は今頃になって新芽が出だした、
品種による違いでしょうが、これらは無理です。
近年、新芽の出・伸びが悪くなった鉢が増えてきました。老齢化?、
十分に伸びるのを待っていると7月に入ってしまう、
夏の剪定は伸びすぎた芽を切り戻す従来の方法に落ち着きそうです。
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鉢の外観について '09年7月25日 |
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昔、皐月栽培を始めた頃、駄温鉢を使うのは水はけが良いし、空気の出入りがあるから、
根が焼けないとの事、化粧鉢はまったく此れに反するが皆使用している。
自分の経験では、磁器物は最悪だが、陶器なら水はけの良い物なら育ちも良好だが、
根が角ばってしまい偏った成長をします。
現在はプラスチックの菊鉢を使用している、これは、色が黒いのが難点で、
黒いと日を受けて鉢の温度がかなり上昇してしまうのではないか、此れでは根焼けが心配だが、
実際菊に使用するのであれば問題ないか。
今後は、茶色系のアクリルペイントを数種類混ぜずにムラとカスレを利用して、
土を思わせるような塗装をして見たい、茶と白をうまく使えば面白い物が出来そうだが金が掛かる。
安い塗料は、塗り易くても付が悪く、剥がれてくる。焦げ茶を主体に、
白の混ぜ具合で薄色を2種類ほど作り、刷毛に3種類を同時に付け、叩く様に色を付ける。
旨くいったら、青や緑でもやってみたい、いずれにしても下地の黒を生かすため、
塗り過ぎないようにしなければ、贅沢でした。
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根上り樹形について '12年6月19日書き換え |
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現在根上がりと呼べる物は最近購入した小品物5鉢ですが、
懸崖などを根上りに近い状態に持ち込みます。此の樹形は、根元を鉢の縁より上に植えつける物で、
根張りを山形に仕上げて行き、植替えのたびに高く植えつけて、根張り内の水分過多を防ぐ目的であり、
且つ根元周辺の空間を確保し手入れをし易くする為に行います。
小型盆栽の根元を太く見せ、下枝の下に空間を作り、懸崖の枝を引き下げる幅を大きく、
株立ちを判り易く、等と多用な目的で行っていきます。
例外として、雪中の松のように根張りが総て横向きの物は今後どの様にして、
根上がり状に持ち込むか丸い輪を被せて矯正するのも有りでしょうか、
丸くした針金に布巻ではどうでしょう。
小品・小型・懸崖・半懸崖、これらを総て根上り状に植えつけたい、
鉢縁より大きく落ちていく大懸崖は当たり前ですが、
小型の物は根元を太く見せる為にぜひ必要です。
本格的な根上り小品を作りたくなってきました、挿し芽から初めて2年目あたりに筒を被せて培養し、
5年くらいで、根捌きをすれば可能でしょうが、20cm位の斜めに切ったパイプを、用意できたら、
太さは直径5cm位でいいでしょうか、塩ビパイプの半端を探してみる、5号鉢に斜めに植えつけて、
暫らく放置すれば良いだけでしょう、場所が空いたら挑戦します。
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挿し芽に挑戦 '12年6月19日書き足し |
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30年前に一度行っただけで、今だ行ったことが無い、やり方は十分承知しているし、
大盃や光琳・晃山・白玲とやってみたい品種も多い、根上りと小品の素材作りの為に、
挿し芽を実施したい、一品種5本で4品種で20本位挿し芽をして、根上り5本、
小品5鉢位を育ててみたい、育成記録を作ってみたい目的もある、植替え時期から準備しなければ、
用意して置く物は、苗床・小型プランターがある、育苗箱・ビニールポット24個用がある、
ビニールポット・苗を購入するからいつでも、鹿沼土・小型プランター2つ分、今は此れくらい。
来年3月から準備すれば、十分に間に合う、年間計画のところに追加しておきます、
2年後には、根上り様の準備をしていけば間に合うでしょう。5号菊鉢が必要です。
此の後は、「挿し芽計画」シートに計画を作ります。
挿し芽用の小型プランターは幾つもありました、後は親木を健康に保つことだけです。
12年6月にやっと鉢上げ、今後が楽しみです。以前のように人様に貰って戴くのでしょうか?
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針金掛けの時期 '09年7月25日 |
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7月に、花後剪定後の樹勢回復を待ち針金掛けをします、此の針金掛けがメインの
樹形作りとなります。此処で樹形を定めて、その後伸びだす新芽の誘引との相乗効果により、
樹形の決定及び修正を行います。9月に外すまで期間は短いが、
最も枝葉が増える時期であり十分利くでしょう。
9月に針金を外し、幹洗いを実施、実施後、気になる箇所は再度針金を掛けて置き、
次回11月の整枝前に一度外してから再度実施すれば良い。
11月以降に、行う針金がけは、最も太る時期の最後に樹形の修正用に掛ける物で、
枝の締め直しと徒長枝の誘引作業が目的であり、正月まで随時修正を行います。
此の針金は、花期前の4月に外し、幹洗いします、利いていない場合には、
幹洗い後に最低限の針金掛けをします。
12月には、正月を迎えるにあたり、鉢の上の苔や汚れを総て取り除き、
ミズゴケの不足分を追加します。この時に邪魔にならないように巻けば良いでしょう。
1月2月の針金掛けは、11月時点で枝葉が多すぎて、手に負えなかった物を、
最も枝葉の少ない此の時期に実施する。花期を迎える前に向きの悪い枝と醜い枝を修正します。
此の針金は、幹洗いの都合で4月に外します。幹洗い後必要な部分のみ再度針金掛けをしますが、
花期前なので、見栄えの邪魔にならぬように丁寧に実施する事。
いずれの場合も、酷く重なっていて風通しを悪くする場合、
また花が開けないような場合は最小限の剪定をし、樹形を整えます。
実際には、1月2月に針金掛けをしても余り利く期間が有りません、
出来る限り11月中に遅くも12月には終わらせるべきですが、練習用には此の時期は結構いけます。
4月と9月の針金を外しての幹洗いは、苔の除去と針金の食い込みを防ぐ2つの意味があり、
食い込む前なら針金を切らずに外せますから経済的です。
枝吊りの誘引は作業が簡単で良いのですが、施肥や草取りの邪魔にならないように、
出来るだけ上部のみに留めたい、枝葉が繁茂していて針金を巻けない場合は例外とする。
今後、樹形が完成に近づけば、針金は使用せず、鋏のみで、人工臭を消していく必要がある、
此処からは盆栽といえる物になるでしょう。
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太枝の切り落としに付いて '09年8月1日 |
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小枝を切ると、切跡周辺から数本の新芽が出て、枝の更新が出来る、
何度も実行してきたが、近年になり新枝が出ない場合が多い、数年後には癒合して切り口は塞がるが、
綺麗なこぶ状になるのみで、新枝が出ない、切り口が荒れている場合のみ新枝が出てきます。
切り口を綺麗にして癒合剤を施した物は出てきません。
根元付近で、早期に癒合剤が剥がれた物などには出てきます、いくら摘み取っても吹いて来ます、
途中で切断した物は時間は掛かるが出てきます、そこで此れからですが、新枝が必要ない場合日は、
綺麗に切り取り癒合剤を綺麗に塗る、新枝が必要なら、枝元を残して切り、
新芽が成長してから再度切り落とす方法にします。
枝元に出た新芽が枯れて、困っていたら切り口の先端に又新芽が吹き出してきた、
此れでも太りが遅れる分成果はあるわけですが、出来れば根元に出て欲しかった。
枝の片面のみしか小枝が出ない枝がある、片面は大変込み合っているのに、反面は一本も無い、
其れも正面側に出てきません。ホントに思うところには出ないものです。
金采は、太くなり過ぎた裏枝を切り落としてから、裏枝無しの状態が続いているし、
白玲も方枝状態が続いています、いっそ接木でもしたくなります。
ドリルで穴を開けて、形成層を合せて差し込めば可能でしょうが、
ホントの作り物になってしまいそうで実施したことは無い、
気長に待っても駄目なら仕方ないでしょうか?
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皐月展示用の添え木について '09年8月1日 |
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将来、席飾りのように皐月を展示してみたい、添え草は出来ないが、
添え木としての小品を作り始めたい。前年から姫桜を切り込んで樹高20cm以内で作成中だが、
次に切り込む素材が、晃山位しかない、品種は渋い色合い又は単色花、
立ち上がりからのコケ順が良いこと、仕方が無いので10年以上掛かるでしょうが、
挿し芽から初め、小品を目標に育てることにする、今58歳、10年たって、68歳、
此の頃には現在の鉢も仕上がったものが増えているでしょうから、
70歳で展示する時を目標に小品を作ります。
大型は展示不可能でしょう、中型(50cm程度)、を主木に、添え草と小品の三点飾りが目標、
飾り台も自作したい、時間は10年ありますが、小品作りはギリギリでしょう。
盆栽鉢は、丸くて深めの物を探す予定、イメージは鍋型、皐月の柔らかさを表現し、
根張りに悪影響が出ない、又は木で自作します。現在手持ちの盆栽鉢はどうしましょうか?
ずっと使ってきましたが、根が硬くなりすぎるし、水はけも悪い、
根を押し込めるようで気が悪い、木製で樽型の鉢が理想ですが、
自作出るでしょうか?八角ではどうでしょう?
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コガネムシ被害について '13年4月20日 |
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皐月のコガネムシ被害が多くなってます。
酸性の鹿沼土の場合、コガネムシが避けるものと思っていたが、
近年入った様で被害が多発するようになりました。
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